今話題になっているナイキ厚底問題について、初心者にも分かりやすく説明してみる
先日のブログでも書いた
ナイキの厚底シューズが
世界大会での使用が禁止
になるかもという問題。
そもそも、何が問題なのか
この場合の厚底って何を
意味しているのかとか
ここに来て、急にこんなに
話題になっているけど
なんのことだか良くわからない
という方のために、わかり易く
説明しようと思います。
そもそも、いままで陸上の
直距離、所謂マラソンとか駅伝
のシューズと言うのは
こういうのが主流でした。
ソールは薄く、軽く設計されて
いて、重さも片足150g程度
と超軽量で
一般の人が履くと、薄底の
クッション性が心配だけど
鍛え抜かれたトップランナーだと
こういうシューズの方が
速く走れるというのが
常識でした。
ところが、このカテゴリーに
革新的な商品を投入して
来たのがナイキです。
フルマラソンで2時間を切る
ブレイキング2
プロジェクトを立ち上げて
トップランナーの意見を
取り入れながら開発を進め
反発性の高い素材を
厚底部に使用して
しかも、その厚底部に
カーボンファイバープレート
を挟み込むことで更に
反発力を強めています。
その反発は、生まれつき
骨盤が前傾している
アフリカ人選手が前足部で
着地をすると、進行方向に
反発するように設計が
されています。
更に厚底なので薄底の
シューズよりクッション性
があり脚の疲労も少ないため
これを履いて世界記録を
更新する選手が、あまりに
続出したものですから
世界陸連が、ちょっと待てよ
ということで、使用禁止の検討
を始めたという訳です。
トップランナーが速く走るために
設計されたシューズなので
こんな厚底にも拘わらず
片足180gと見かけの割には
相当軽量に出来ています。
しかも、形状から、その重量の
ほとんどが厚底部分の重量だと
いうことは容易に想像出来て
結果、足を包み込むアッパー
部分の補強パーツは薄く少なく
足を保持し安定させるという
機能は最低限のレベルまで
削られているはずです。
要するに、相当に鍛えられた
エリートランナーが
このシューズに合った走り方
(いわゆるフォアフット着地)
をすることで、はじめて効果が
出るシューズですから
誰でも、これを履けば速く
走れるというものでは
ありません。
まず、多くの方がする
1つ目の勘違いは
そこになります。
そして、もう1つの
よくある勘違いは、、
そういう報道を部分的に聞いて
厚底シューズって素人が履くと
脚に悪いのというものです。
この場合の厚底シューズというのは
使用禁止になるかもしれない問題の
ナイキヴェイパーフライ</sp an>
シリーズのことを指していて
それ以外の厚底シューズ
が、すべて足に悪いという
ものではありません。
例えば、こういうシューズは
ナイキヴェイパーフライと
形は違えど、厚底の部類
に入ると思います。
こういうシューズは従来から
市場にあったもので
この厚底は、速く走るためと
いうよりも初級~中級ランナーの
脚を守るクッション性
と安定性のために
厚くなっていて、
ナイキヴェイパーフライの厚底
とは方向性が全く違う訳。
ミズノ、asics、ニューバランス
など、ちゃんとしたメーカーの
定価が1万円以上の厚底の
シューズは、ほとんどが
初級~中級ランナーの脚を
守る、安心安全設計の
脚に良いシューズに
なっていますので
勘違いのないようにするか
もしくは、ランニングシューズは
ちゃんと説明できる店員
がいる店でご購入ください
店舗一覧
スポーツで若く!明るく!たくましく!
モミジヤスポーツ西大寺本店(地域密着総合スポーツ店)
086-943-6000選べる!試せる!相談できる!サッカーワンダーランド
MOMIJIYA F.C(サッカー・フットサル大型専門店)
086-943-0020フットサルコート 面貸し スクール 個人参加
MOMIJIYA FUTSAL CLUB(フットサルコート)
086-943-0020ソフトテニス・バドミントン専門WEB SHOP
Racket Field 本店
http://racketfield.jp/総合スポーツWEB SHOP