良い革靴は手入れをすれば長く使えますが、ランニングシューズはどうなの?
先日の山陽新聞に出ていた記事。
この子、次女の同級生なのですが
若い子には珍しく革靴好きが高じて
革靴サークルなるものを立ち
上げ、路上靴磨きなどの活動を
しているとのこと。
実は、ぼく自身、何足か革靴の
手入れをしなければと思っていた
ところなのですが
最近は、昔のように、駅前の
靴磨きも見かけないし
自分で、YouTubeなどで調べて
道具やクリームを買って、やるしか
ないかと思ってました。
そんな時に、この記事を見たので
すぐに次女に頼んで連絡を取って
もらって
お願いをしたところ、会社まで取りに
来てくれるというので、4足ほど
預けました。
それから2週間位して、出来上がり
を持って来てくれたのですが
こんな感じに、ピカピカになりました😃
特にこの左側の靴は、なんと30年前に
新婚旅行で行ったニューヨークの
バーニーズニューヨークで買った
カーフのAldenなのですが
思い出がある靴だけに、綺麗になると
嬉しいですね。また、履けそうです。
これなんかは、鏡面磨きと言って
つま先部分だけ、ワックスを使って
鏡のように光らせているのですが
自然な感じに仕上げてくれている
ので、とても素敵ですね💕
下手に、自分で道具を買ってやるより
扱いなれた人に頼めるなら、それに
越したことはない。
頼んでよかった😆
革靴は、良いものを買っておけば
手入れさえすれば、こんな風に
何十年も使えるので、ある意味
コレクション的な価値があると
思います。
一方で、ランニングシューズなど
スポーツシューズの場合は
このミッドソールと言われる
地面からの衝撃を吸収する部分が
EVAという素材で出来ていて
これが、時間が経つとともに
加水分解を起こして、劣化して
行きます。
ミッドソール自体、だいたい800㌔
~1000㌔走ったら、クッション性が
落ちて、買い替えのタイミングと
言われていますが
履かなくても、置いておくだけで
少しずつ劣化が進みますので
革靴のように、キチンと手入れさえ
すれば何十年も使えるという類の
ものではありません。
ですから、ぼくのように商売柄
10足以上持っていても、年月が
経てば劣化して
いざ、久しぶりに履こうと思っても
ランニングには使えないシューズに
なっている可能性もあります。
また、ここ最近はランニングシューズ
の進化も激しいですから
コレクション的に集めて持っとくより
レース用と練習用の2、3足を履き
回しながら
800㌔から1,000㌔走ったシューズから
買い替えていくような使い方が
ベストだと思います。
一番やっちゃダメなのが、大事にし過
ぎて、箱に入れたまま保管しちゃうと
余計に加水分解が進むので
それは、絶対にしないでね❗
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