朝ドラ「スカーレット」が働き方改革に警鐘を鳴らす

段々と面白くなって来ました。

朝の連続テレビ小説

スカーレット。

主役が子役から娘役の

戸田恵梨香に変わったくらい

からですかね。

もちろん、子役の子も

可愛くて、演技上手くて

とても良かったですよ。

あくまで、物語の展開が

面白くなってきたという

話ですので

お父さんに向かって

「オンナにも意地と誇りが

あるんじゃあー！」

と言い放ったシーンは

特に良かったです。

お疲れ様でした

さて、戸田恵梨香さんが

引き継いだヒロイン

川原喜美子は

父親の決めた大阪の就職先

で働くために、大阪で

１人暮らしをはじめます。

どんな仕事か全く聞かされず

上阪したものですから

その仕事が下宿での女中さん

今で言う管理人さんだと

知って、とまどい

また、前任の大久保さんに

あんたには無理や！

と言われて

信楽に帰されそうになりますが

持ち前の負けん気で

懇願して、なんとか働かせて

もらえることになりました。

ところが、頑張って１か月

働いて、やっと手にしたお給金

が、たった千円

（当時の大卒の初任給が

平均６千円だったそうです）

であったことにショックを受けます。

オーナーに聞いてみたところ

前任の大久保さんがいるうちは

あんた見習いだからと言われてしまい

大久保さんへのうらみを

枕にぶつけて、枕に柔道技を

掛ける日々が続きます。

そんな矢先、下宿の住人

ちや子（水野美紀）が勤める新聞社

から貴美子に引き抜き話が

以前ちや子と一緒に新聞社を

訪れた時に、オフィスのあまりの

汚さが気になって仕方がない

貴美子が、短時間で洗い物や

掃除をこなしたところが、ちや子

の上司に気に入られたのです。

まだ社会を知らない貴美子に代わり

ちや子が、上司との間に入って

条件面を詰める交渉をしてくれます。

前置きがながくなりましたが

その時のちや子と貴美子の会話が

現在政府が進める働き方改革に

警鐘をならしているのです(笑)

「喜美ちゃん、お給料は

いくら欲しい？」

「はい、５千円で！」

（提示されたままの額）

「お休みは、毎週日曜日で

良い？」

「えっ！毎週も休めるんですか？」

「朝は９時からということで」

「えっ！？４時半でなくて

良いんですか？」

誰か、喜美ちゃん探して

ぼくに紹介して！(笑)

「勤労の美徳」

政府が進める働き方改革の

おかげで

あと、何年かでなくなってしまう

かもしれない言葉です。

うちの会社も働き方改革に

対応するために

朝１０時開店だったのを

平日は１１時開店に変更しました。

とは
言え、自分たちはそんな時間

に出社していたら仕事が終わらない

ので９時前には出社しているのですが

１０時に出社していたスタッフの

出社が１１時になったことで

１０時から１１時の間の電話や

１０時開店と間違って来られた

お客さまの対応をしていたら

結局自分の仕事が進まず

閉店時間も２０時から１９時半に

３０分早めたにも拘わらず

今まで、２０時半には退社出来て

いたのが、２１時になるという

中小企業の経営者の労働時間は

逆に延びる状況になっています。

残業をするなと言い

つつ副業を認めさせようとし

連立を組む政党への配慮で

軽減税率なんていう

くだらないものを導入して

残業するなと言いつつ

無駄な仕事を増やす。

くそ政府の政治家や役人たち

は、朝ドラを見て勉強をして

日本人の崇高な精神を

見つめ直せよ

日本人の勤勉さや

会社を愛する心

そういうことを大事にしたうえで

改革を進めてもらいたいものだ

と思います。